緑内障⼿術

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手術を検討するタイミング

緑内障の治療は、まず点眼薬で眼圧を下げることが基本です。

このような場合には手術を検討します

  • 点眼薬を使用しても眼圧が十分に下がらない
  • 眼圧は安定していても、視野の進行が早い
  • 複数の点眼薬(2~3剤以上)が必要になっている
  • 高齢などにより点眼薬の管理が難しくなっている

当院では患者さま病状やライフスタイルに応じて最適な手術方法をご提案しています。

当院が大切にしていること

当院では、緑内障の初期段階から進行期・手術までワンストップで治療をおこなえる体制を整えています。

できるだけ通院が少ない治療設計

状態が安定している方には長期処方や検査スケジュールの調整もおこない、通院の負担を軽減しています。

継続治療を支えるサポート体制

検査や点眼のタイミングをお知らせするハガキ郵送や電話フォローを実施。ご本人が無理なく継続できるよう伴走します。

手術タイミングは目の状態に応じて個別に提案

患者さまの目の状態とライフスタイルを踏まえ、医師が最適なタイミングでご提案します。

リラックスできる治療環境の構築

手術中は音楽を流すなど、できるだけ緊張を和らげる工夫をおこなっています。

安全性にこだわった技術力と設備

1mm以下の精密な操作が求められる眼科手術だからこそ、スタッフの熟練度と最新機器により高精度な治療をご提供しています。

さわだ眼科・皮膚科で対応可能な主な手術

さわだ眼科・皮膚科で対応可能な主な手術

当院では、まず「iStent」や「スーチャートラベクロトミー」といった流出路再建術を優先的におこない、これらの術式でも眼圧が十分に下がらない場合には、他院にご紹介のうえで「線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)」を実施しています。

レーザー虹彩切開術(LI)

隅角が狭くなることで房水の流れが遮られ、眼圧が急上昇する「原発閉塞隅角緑内障」の治療としておこないます。レーザーで虹彩に小さな孔を開け、房水の循環を改善します。

※白内障を合併している場合は、白内障手術により厚みのある水晶体を薄い眼内レンズに置き換えることで、隅角を広げて房水の流れを改善することもあります。

レーザー線維柱帯形成術(SLT)

開放隅角緑内障に対して、房水の排出経路である線維柱帯にレーザーを照射し、流出を促進します。点眼治療だけでは眼圧が十分に下がらない場合におこないます。

※効果が不十分な場合は、より高度な手術療法を検討します。

iStent(アイステント)挿入術

白内障手術と同時におこなうことが多い、低侵襲で回復の早い手術です。チタン製の小さなステントを線維柱帯に埋め込み、房水の流れを改善します。

  • 切開が最小限で術後の回復が早い
  • 経済的・身体的な負担が少ない
  • 軽度~中等度の開放隅角緑内障に適しています

スーチャートラベクロトミー(眼外法)

シュレム管にナイロン糸を通し、線維柱帯を広範囲に切開することで房水の流れを大きく改善する手術です。

  • 強力な眼圧下降効果が期待できる
  • 術後に前房出血が見られることがあります
  • 中~進行期の開放隅角緑内障で適応されることが多いです

線維柱帯切開術

線維柱帯の目詰まりを直接切開して、房水の流れを回復させる手術です。切除を伴わないため、合併症が少なく、管理しやすいというメリットがあります。

  • 軽~中等度の緑内障に適応

術後1~2週間は眼内出血により視界が一時的に悪化することがありますが、多くは自然に回復します

線維柱帯切除術(提携医療機関にご紹介)

薬物療法や他の手術で十分な効果が得られなかった重症例で適応される、より高度な外科的治療です。

  • 隅角にバイパスを作り、房水を結膜下へ逃がすルートを作成
  • 眼圧を大きく下げることが可能

術後は縫合糸の調整や感染予防のため、定期的な通院とケアが必要となりますが、当院でしっかりとご対応いたしますのでご安心ください。

手術による視力回復ではなく、「視野を守る」ことが目的です

手術による視力回復ではなく、「視野を守る」ことが目的です

緑内障手術は視力を向上させるものではなく、視野の進行を止めるための手段です。当院では、病気の進行度、眼圧の状態、生活への影響などを丁寧に考慮しながら、最適な手術をご提案します。手術に対する不安やご質問がある場合も、どうぞお気軽にさわだ眼科・皮膚科までご相談ください。

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