- HOME>
- 皮膚科
当院では眼科と皮膚科が連携した診療をご提供しています

さわだ眼科・皮膚科では、眼科と皮膚科の専門医が常駐しており、それぞれの視点から患者さまの症状を一貫して診ることができる体制を整えています。
緑内障の治療で使用される点眼薬
たとえば、緑内障の治療で使用される点眼薬により、まぶたの皮膚がかぶれたり、色素沈着を起こしたりすることがあります。こうした場合、眼科と皮膚科の両方の知識が必要となりますが、当院では同日にどちらの診療も受けることができます。
アトピー性皮膚炎など皮膚の慢性疾患と眼疾患(結膜炎、白内障など)を併発
アトピー性皮膚炎など皮膚の慢性疾患と眼疾患(結膜炎、白内障など)を併発しているケースも少なくありません。そういった症例においても、患者さまの背景を踏まえた総合的な治療方針をご提案いたします。
小児の目や皮膚のトラブルにも対応
小児においても、ものもらいや結膜炎といった目のトラブルに加え、湿疹やとびひなど皮膚のトラブルが同時に起きやすい時期があります。こうした場合でも、保護者の方の負担を減らしながら、お子さまの症状に応じて眼と皮膚の両面からの治療をおこないます。
当院では、一つの症状だけでなく、その周囲の不調や背景にも目を向けた全人的な医療をご提供することを目指しています。目と皮膚に関するお悩みは、お気軽にさわだ眼科・皮膚科までご相談ください。
皮膚科について
「皮膚は内臓の鏡」体の不調が皮膚に出ることも
皮膚のトラブルは、単に皮膚の問題だけでなく、内臓の病気やホルモンバランスの乱れが原因となっている場合もあります。そのため皮膚科は、皮膚の症状を通して、体全体の状態を診ていく診療科でもあります。
皮膚は外的刺激やアレルギー、加齢、ストレスなど、さまざまな要因の影響を受けやすい臓器です。当院では、患者さまのお悩みや症状にしっかりと耳を傾け、お一人ひとりに合った治療を心がけています。皮膚の症状が長引く、再発を繰り返すなど気になることがあれば、どうぞお早めにご相談ください。
このようなお悩みはありませんか
- 繰り返す湿疹やかゆみがある
- にきび・できものが気になる
- 赤く腫れた発疹がある
- 顔や頭皮がカサつく・かゆい
- 肌がざらつく、粉をふく
- ピリピリした痛みと赤いぶつぶつ、水ぶくれ
- 手足に水ぶくれや膿がたまった発疹がある
- 爪が変形してきた、巻き爪で痛い
- 足に水虫やうおのめ、たこがある
- うなじやわきにかゆみのある丸い斑点がある
- 口内炎や歯ぐきの腫れが気になる
診療している主な疾患
- 湿疹
- 蕁麻疹
- アトピー性皮膚炎
- 脂漏性湿疹
- にきび
- いぼ
- 水虫
- たこ・うおのめ
- 巻き爪
- 帯状疱疹
- ヘルペス
- 乾癬
- 膠原病
- 皮膚感染症
- 良性・悪性腫瘍
- 水疱症
- 多汗症
など
病気ごとの特徴と治療について
湿疹
かゆみや赤み、かさつき、水ぶくれなどが見られます。原因は石けんや汗、アレルギーなどさまざま。かき壊すと悪化することもあるため、適切な塗り薬や抗アレルギー薬での治療が必要です。
蕁麻疹
赤く盛り上がった皮膚が数時間で消える特徴的な皮疹です。ストレスやアレルギーが関係することもあり、抗ヒスタミン薬などで治療します。
アトピー性皮膚炎
乾燥した皮膚に、かゆみを伴う湿疹が繰り返し現れます。バリア機能を整えるスキンケアと、炎症を抑える外用薬、アレルギー薬などを組み合わせて治療します。
にきび(尋常性ざ瘡)
思春期や大人にも多い皮膚トラブルです。外用薬・内服薬・生活指導を組み合わせた継続的な治療が必要です。にきび跡を残さないためにも早期治療が大切です。
小児皮膚科について
デリケートなお子さまの肌を守る
お子さまの肌は大人よりも乾燥しやすく、外部の刺激に弱いため、皮膚トラブルが起きやすいのが特徴です。当院では、お子さまの年齢や症状に合わせた丁寧な診察と説明を心がけています。
成長に合わせたスキンケアや、日常生活での注意点なども含め、保護者の方と一緒にケアをおこなってまいります。
小児によく見られる皮膚の病気
- あせも
- 乳児湿疹
- おむつかぶれ
- 虫刺され
- とびひ
- 水いぼ
- アタマジラミ
- アトピー性皮膚炎
- 蕁麻疹 など
病気ごとの特徴と治療について
あせも(汗疹)
汗腺の出口が詰まり、汗が皮膚内にたまって炎症を起こすことで赤いぶつぶつが出ます。夏場や汗をかきやすい時期に多く見られ、かゆみを伴うこともあります。涼しい環境を保ち、清潔にすることで自然に改善しますが、炎症が強い場合は塗り薬を使用します。
乳児湿疹
生後すぐ〜3か月ごろの赤ちゃんに多く見られる湿疹です。皮脂の分泌が活発な時期に現れ、顔や頭皮、首などに赤みやかさつきが出ます。清潔と保湿を心がけ、必要に応じて低刺激の外用薬で治療します。
おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)
尿や便による刺激でおむつのあたる部分の皮膚が赤くただれる状態です。通気性をよくし、こまめにおむつを交換することが大切です。炎症が強い場合は、ステロイド外用薬や抗菌薬を使用することがあります。
とびひ(伝染性膿痂疹)
傷口や虫刺されを掻き壊したところから細菌が感染し、水ぶくれやかさぶたが急速に広がる感染症です。抗菌薬の内服や外用で治療し、周囲への感染拡大を防ぐためにも早めの受診が重要です。
水いぼ(伝染性軟属腫)
ウイルスが原因の皮膚感染症で、光沢のある小さな丸いいぼが多数現れます。自然に治ることもありますが、数が増える場合は専用のピンセットによる摘除をおこないます。痛みを軽減するため、麻酔のテープを使用することもあります。
アトピー性皮膚炎

乳児期から見られる慢性的な皮膚疾患で、乾燥と強いかゆみが主な症状です。保湿・スキンケアを基本に、症状に応じてステロイドや免疫調整薬を使用します。年齢や症状に合わせた長期的なコントロールが必要です。
虫刺され
蚊やダニなどに刺されることで強い赤みや腫れ、かゆみが出ることがあります。掻き壊すととびひにつながるため、抗ヒスタミン薬やステロイド薬で早めに対応します。
アタマジラミ
幼稚園や保育園で集団感染することがある寄生虫で、頭皮のかゆみや白い卵が特徴です。専用の駆除シャンプーやくしを使った治療が必要です。